(おう)兆中(ちょうちゅう)の油彩画について

(おう)兆中(ちょうちゅう)こそ、二十一世紀の世界の油彩界をリードする鬼才である。


 大変苦しい生活環境の中にありながら、自信満々でキャンパスに向かう王兆中の後姿には気迫と魂の鼓動が感じられる。私の大好きな油彩画家である

 中国美術界の名門・中央美術学院の特別研究生として油絵の研究と今後の動向を詳しく学び、首席で修習を終了した逸材である。

 2002年、中国では、初めて名門美術大学・中央美術学院に博士号課程が新設されたが、その最初の研究生にも選ばれ、新しい発想で芸術を学び博士号課程を修了した逸材である。

 創作した作品は、常に中国美術界で注目を受け続け、大賞を授賞した。中川美術館では王兆中に、高い関心を寄せ続け、十五年にわたり彼の油彩画の収集に努めていた。ここ2、3年来
、にわかに、世界の美術界が注目を始めた。

 二十世紀初頭に、ゴッホやピカソ、そしてマチスなど名画家が誕生していたが、誰も評価しなかった。その故事に学ぶならば、二十一世紀初頭の現在、王兆中こそ、かっての、ゴッホやピカソ、マチスと同じように高い評価を受けることになるであろう。

 今回、初めて中川美術館にて、そのベールを剥ぎ紹介する王兆中の作品をじっくりとご鑑賞いただきたい。

                             中川美術館 館長 中川健造

王兆中・経歴 中国・山西師範大学美術学部卒業

名門・中央美術学院油絵特別研究生に選ばれ修了

名門・中央美術学院博士課程入学し修了す

   現在、中国・山西師範大学美術学部教授

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