中川館長日記3

中川美術館 館長 中川健造氏の気まぐれ日記です。


2004年9月29日 

上海F1GP会場にて

 9月23日から9月27日まで中国・上海へ行ってきた。上海F1レースの決勝は15万人の観客で熱狂に包まれた。

とても印象深く、中国・上海は、私にとっても思い出の都市になった。私は幸運にも、誰もすることが難しいパドックに入ることが出来た。とても緊張した。加えて、主看台(Main Grandstand)のbox席に招かれて感動した。最高のボックス席で鑑賞でき、大感激であった。友人に心から感謝して上海を後にした。


2004年9月20日 

 いよいよ、F1上海グランプリが近づいてきた。今回が中国で初めて開催されるF1レースで、中国の歴史に残る競技になると思う。招待をうけたので喜んで上海へ行くことにした。
 今からワクワクしている。私の大フアンである佐藤琢磨選手の活躍も楽しみである。是非とも優勝して欲しい。日本にとっても、F1レース史上初めての優勝で、佐藤琢磨とホンダは表彰され、国旗と国歌が上海F1競技場に流れる劇的な瞬間をこの目で、この耳で確かめたいと期待している。
大好きなF1レースと、大フアンである佐藤琢磨と、大好きな憧れの上海と、三拍子揃った今回の上海行きには、心躍るものがある。9月23日に上海に入り、9月27日まで滞在する。
 帰国後9月30日には南アルプス市立春仙美術館に、ケ林絵画名作展開幕式に出かける。多忙な日程が続いている。


2004年9月9日 

 9月7日、中国大使館から「中華人民共和国建国五十五周年記念レセプション」への招待状が届いた。この度新しく来られる王毅大使も出席される。
 さて、今日は「重陽の節句」である。最も目出度い節句の祝日が9月9日の重陽の節句である。菊を飾り菊酒で家族で祝いました。
 午後五時、南アルプス市美術館に、中川美術館よりの作品が無事着いたとの知らせがありホッとした。


2004年9月7日 

 9月4日、しぶや美術館で、午後1時30分より「中国文化に関する講演」をした。しぶや美術館友の会が主催したもので、たくさんの人であった。皆んな熱心に聞いてくださり、講演時間が延長して2時間40分となった。

しぶや美術館にて

 夕方5時、毎日放送・河合常務が我家に来訪される。夕食を取りながらゆっくりと歓談する。何時もながら、論壇風発し、中国文化を語りながらの楽しい一時であった。
 9月7日、南アルプス市美術館から美術品引取りに中川美術館に来訪された。日通美術運搬車2台と作業員6名の一行である。
丁度、台風のため作業できるか心配であったが、南アルプス市立春仙美術館での「ケ林絵画展覧会」の作品の積込み作業を、幸いにも予定通り行なうことが出来た。何時もながら中川美術館ボランティアスタッフも5名協力していただきお陰様で順調に2日かかる作業を1日で作業を終了することが出来た。有り難いことである。


2004年8月29日 

 8月27日、広島市で開催された「東方歌舞団」の公演の招待をうけた。

趙宝智参事官と竹下前知事と一緒に

その公演が午後からであったので、午前中、広島県立美術館で開催中の「モネ―光の賛歌」を観た。
 午後、厚生年金会館で「東方歌舞団」の公演を観た。何時もながら「東方歌舞団」の公演は素晴らしかった。新しい演出を試みて観客を魅了した。日本での公演のスタートであったので、友人の中国大使館の趙宝智参事官も来広されており賑やかに歓談した。
竹下虎之助前広島県知事も会場でお会いし、久しぶりにお話をした。 


2004年8月22日 

 8月22日、中川美術館スタッフ一行7名で夏休みの日帰り旅行に出かけた。

神庭の滝 湯原温泉
神庭の滝 湯原温泉

岡山県と鳥取県の境にある神秘な滝で有名な「神庭の滝」に立ち寄った。深山幽谷を思わせる山の中の滝は素晴らしい。滝のマイナスイオンを充分に浴びた後、目的地である「湯原温泉」に到着した。一同乾杯し昼食をとった後、アルカリ度の高い温泉に浸り快適な雰囲気を体一杯に浴びた。その後、温泉のはしごをしようと考えて、近くにある「真賀温泉」に寄った。水深140cmもある浴槽は温泉で溢れており起立したままで温泉浴を楽しむと言う変わった趣向の温泉であった。いい温泉で印象深いものがあった。39度という「ぬるま湯」で立ったままで温泉に入るという初めての体験をした。中川美術館スタッフは和気藹々として楽しい旅行であった。


2004年8月16日 

 8月16日、三好章・前福山市長の葬儀に参列した。先月初めの検査入院から1ヶ月余りしか経っていない突然の訃報であった。長いおつき合いをいただいた。4月19日(月)午後、市長室で2時間以上も二人で語り合ったのが最後であった。ご冥福をお祈りしたい。


2004年8月8日 

 8月11日に東京で、中国大使館の特命全権中国大使・武大偉閣下の離任・お別れ会が行われる.私達夫妻も招待を受けた。日本中国の長い友誼のため、これからも北京において、ご活躍されることを期待している。
 今日は、福山市が空襲を受けて全焼した日である。
 福山市が真っ赤に燃え上がった日である。感慨深い日である。先祖参りをしてきたらホッとした。


2004年7月28日 

 7月28日、宇野港からフェリーに乗って、直島へ渡った。今月開館したばかりの安藤忠雄氏設計の地中美術館へ行った。若いボランティアスタッフが大勢いた。チケットセンターから2,3分歩いて美術館の入り口があった。クロード・モネ室、ジェームズ・タレル室、ウォールター・デ・マリア室の大きく分けて3つであったが、迷路のような不思議な感じがした。カフェでは穏やかな海を眺めながら、コーヒーを飲んだ。
 その後、ベネッセハウスへ行って作品を鑑賞した後、サンドウィッチを食べて港へ向かうと、丁度フェリーが到着したところで、スムーズに帰ることが出来た。


2004年7月24日 

 7月24日、毎日暑い日が続いている。緑に囲まれた中川美術館の敷地のあちこちからミミズが水を求めて土から出てきている。しかもヘビのような太くて大きなミミズで美術館を訪れた人たちも、「ここは土地が肥えているのですね。」とびっくりされている。草もよく生えるので草刈も大変である。ボランティアスタッフのK氏が暑い中、先日も頑張ってくれた。
 さて、最近私達夫婦は整体にはまっている。元気で暑い夏を乗り越えたいものである。


2004年7月4日 

 7月1日、「人民中国7月号」に私の書いた景徳鎮に関する記事が掲載された。
是非機会があったら、読んでいただきたい。
 さて、現在開催中の「現代中国書道界の巨匠展」が好評である。愛新覚羅溥傑さんが中川美術館に来られた時書かれた書や、啓功さんの控えめながら凛々しい書が展示されている。この機会に是非ご覧いただきたい。


2004年6月12日 

 6月7日、経済リポート・西原洋社長夫妻に夕食を誘われた。毎月のようにご馳走になっている仲なのである。福山の状況について鋭い論評を聞く。さすが第一線のジャーナリストとしての見識を持った人物であると感心した。

 6月8日、早朝、新幹線で甲府に向かう。南アルプス市立美術館での絵画展開催についての協議のためである。甲府駅に旧知の山田耕三館長、塩田保郎事務局長の出迎えをうける。 甲府駅より車で30分のところに瀟洒な美術館がある。学芸員の望月女史を交えて、中川美術館収蔵ケ林絵画展の打合せを行う。充分に練られた原案があり協議はスムーズに進み完了した。開催日は10月2日 中国美術界の注目のケ林絵画展開幕となった。11月28日までの開催である。名産の美味しいサクランボをいただき、和やかに会議は終わる。終了後東京に向かう。東京泊。
 6月9日、 午前10時、目黒にある人民中国社を訪問、人民中国・東京支社長・張哲氏と歓談す。
 12時30分 古い友人と中華料理の昼食をしながら話した。9月下旬、「上海で行われる・F1レース」についての話を聞く。私たち夫妻は9月22日上海にVIPとして招待されることになった。大変名誉なことである。ありがたくお受けした。F1レース場が完成し中国では初めてのレースが行われるのである。中国の歴史で記念すべきことである。貴賓室には中国の要人がお見えになるのである。私も楽しみである。18時から夕食会を行う。私の友人が海外で大活躍のピアニストの徳江陽子さんを紹介するための夕食会を開いた。福山でも演奏会をしていただきたいと要請した。開催される日を楽しみにしている。論壇風発して深夜に及んだ。
 6月10日、午前9時30分、元広島検察庁検事正・古川氏の自宅を訪問し、ご夫妻と楽しい語らいの時間を持つ。11時、中国大使館訪問。文化担当参事官・趙宝智,一等書記官・張学智夫妻と文化担当参事官・黄星原氏と大使館の貴賓室に通され、歓談する。お二人とも16,7年に及ぶ長い友人である。昼食に招待され、ゆっくりと話し込んだ。とても意義あるひとときで、楽しかった。午後3時、有楽町にある日中文化交流協会を訪問する。佐藤純子専務理事、木村美智子常務理事に暖かく迎えられ、文化談義に時間を忘れたものだ。午後5時30分、銀座の資生堂パーラーでカレーライスを食べる。とても雰囲気がよく、サービスのよいレストランであった。新幹線最終便で福山へ帰る。

 6月11日、大阪へ出張する。午後1時、堺市美術館準備室・野田泰道氏と会う。美術展について意見交換する。午後3時30分、空中庭園・松本取締役部長と毎日放送イベントプロデューサー・松田氏と会う。美術展の打合せとする。総て順調であった。

6月12日、12時神戸・三宮で染付の研究家・三杉隆俊氏と会う。中国・景徳鎮染付についての歴史や、ヨーロッパのマイセンやウエッジウッドなどとの違いなどを語り合う。三杉氏と話して有意義であった。中国月刊誌「人民中国」7月号に景徳鎮を掲載しているので、ゆっくり見て欲しいと話す。夕方、福山へ帰る。


2004年6月6日

 6月6日、福山の女性医師・大田祥子先生がチョモランマ登頂に成功し下山の途中8,500メーターで不慮の死をなされた。本朝、お別れの集いに参列した。私は大田女医が福山市の国立病院のまえで開業されて以来のお付き合いをしていた。
脳外科医のご主人が大田脳外科病院を建設される時には、大田夫妻と私が鍬入れ式をしたのを思い起こし感慨一入のものがありました。ご冥福をお祈りいたします。
 本日午後、親戚の入江氏、高橋寛登(会計士)先生の一行7名が中川美術館に来訪、入江氏は旧満州・奉天で生活されていたり、高橋氏も旧満州で終戦を迎えられ中国文化に多くの想いがあるのです。

 6月5日、夕方、前・広島県労働組合委員長 平川善平氏、JFEスチール福山労働組合執行委員長・金尾博行氏と懇談した。論客のお二人のお話を聞きながら、楽しい時間を過ごした。


2004年6月2日

6月2日、福山市の老人大学で午前と午後の2回特別講義を行った。
私は10年近く老人大学で講義を続けている。
宮宗前学長と池口学長と長いお付き合いをいただいているご縁で、中国文化について講義を行った。老人大学の受講生の皆さんも熱心に聞いてくれた。楽しい話が出来て満足でした。


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