中川館長日記4

中川美術館 館長 中川健造氏の気まぐれ日記です。


2005年2月20日 

 1月24日、尊敬していた医師・栗矢先生が94歳で亡くなられた。栗矢先生は博学で、刺激を受けることが多かった。天津日本軍軍医として逸話の多い医師で、戦後は八路軍に軍医として参加して、胡耀邦主席の若い頃、病気になったのを治療したことも自慢の話であった。

国際美術館の前にて 胡弓演奏者とともに

 1月29日、毎日放送・松田氏と積水ハウス・松本常務と落ち合い一緒に大阪の国際美術館で開催している「中国国宝展」を鑑賞した。中国の貴重な古代の文物が展示されて、見応えのある中国国宝展であった。中川美術館にも、中国の貴重な文物があるので、深い思いで、時間をかけてゆっくりと鑑賞した。私にとっては意義深い時間であった。
 その後、大阪駅前で開催されている中川美術館、毎日放送、積水ハウス主催の40階空中庭園での「中国画壇の巨匠・伍必端展」の記念イベントの中国胡弓演奏会に出席した。すばらしい演奏で魅了された。終了後、大阪駅前に新しく完成したソニービルに出かけた。世界のブランドの店舗が多数陣取った新しい感覚のビルをゆっくりと探訪して満足したものだ。夕食をとる為、7階にあるフランス・レストランに向かった。以前、時々利用していた神戸・芦屋では有名なレストランである「高虎」が出店していたので、そこで食事をした。サービスと料理の味は最高でゆっくりと味わったものだ。紅茶が、おいしかったので、名物のシュークリームと紅茶を買って帰った。大いに刺激を受けた一日であった。
 1月31日、30日で閉幕した「中国美術界巨匠・伍必端展」の作品の撤去作業をした。順調に作業が進んだ。福山に向けて美術運送車は出発した。

雪の中川美術館 故・栗矢先生の法要にて

 2月1日、福山は、雪が少し積もっていて中川美術館での、搬入作業が出来るかどうか心配したが、例のとおりボランティアの協力で無事搬入作業が終了した。超ベテランとなった中川美術館ボランティアは清清しい雰囲気である。中川美術館の秘密兵器である。
 2月3日、昨年暮れ・12月15日大阪でお会いした国務院新聞弁公司主任・趙啓正先生と副主任・蔡名照先生からいただいた記念品と共に雑誌・人民中国2月号に写真で紹介されていた。大変名誉なことである。
 2月6日、親交の長かった医師・栗矢先生の四十九日の法要に参列した。語り合える先達が皆、亡くなられ淋しい想いである。休日に語り合える先達の人がみな去ってしまわれた。


2005年1月18日 

 1月14日、大阪・空中庭園で中川美術館収蔵の中国絵画界巨匠「伍必端展」が開幕した。主催者・毎日放送、セキスイ空中庭園、中川美術館と後援の中国総領事館などの出席で、開幕式を盛大に行った。劉領事とは昨年12月15日国務院・趙主任から貴重な記念品を贈られたときも列席されていたが、私とは旧知の仲である。伍必端の作品のすばらしさに参加者は、改めて中国美術の質の高さに感動した。多くの人に鑑賞して頂きたいと思っている。

1月15日、中川美術館友の会一行がバスで大阪・空中庭園での「伍必端絵画名作展」を鑑賞するために出発した。。朝8時、福山駅北口をバスで出発し、一行30名は楽しく語らううちに、早くも10時40分に大阪・空中庭園に到着した。空中庭園・松本部長、毎日放送・松田氏に迎えられ歓迎の挨拶を受ける。いつもながら温厚な笑顔で一行に説明される松本部長には感動したものだ。その後午後2時までの間、付っきりでご案内をして下さった松本部長、松田氏に、心からの感謝の気持ちでいっぱいであった。その後、神戸で1時間30分のクルージングを楽しんで、大満足し帰福のバスの乗り込んだ。快調なバス旅行で午後8時には福山駅北口に帰った。またの会う日を楽しみにと、言いながら散会した。


2005年1月9日 

 1月4日、ふくやま美術館で、中川健造画伯(自称)の油彩作品3作品が展示される。中西先生の教室の会員30名がそれぞれ自分の作品を出品し展示するのである。1週間の展示会である。家族と親族一同で鑑賞する。

 午後から、京都・祇園へ出かけ、「旦那様」をした。大阪の友人の招待であるが、私の毎年の新春恒例行事である。もう既に、17年にもなる正月4日の恒例の京都での新春幕開け新年会である。この祇園で毎年、毎年、友人の招待新年会で有益な話を聞きながら縁起のよい運勢を取り込んできたものだ。3人か4人でする内輪の新春放談である。きっと今年もよい幸運に恵まれることであろう。


2005年1月3日 

 1月1日、恒例のお墓参りとお宮参りに出かけた。暖かい日差しで、昨日の大雪は嘘のようであった。観音寺の住職とも会い、完成した本堂の中で説明を受けた。

 帰宅したら、友人からお年賀の「花びらもち」が沢山届いた。これも毎年元旦の楽しみにしている。この花びらもちは日本でも最高級の味だと私は思っている。早速、中国渡来の名器の茶碗で新年のささやかな茶会をする。私は、我が家伝来の茶碗で抹茶をいただくと、心がさわやかで溌剌としてくるのである。自慢の新年の床飾りを背にして家族で語らいながら、花びらもち新年茶会を催すのが我が家の新春恒例行事である。 


2004年12月31日 

 12月15日、中国国務院代表団一行と大阪・リーガロイヤルホテルでの朝食会に招かれた。その時に、団長の国務院新聞弁公司主任趙啓正先生から貴重な贈り物をいただく。「龍と鳳凰」が、純金で彫りこまれた国宝級の贈り物であった。わざわざ国務院から持参していただいた事、心より嬉しく思った。

 2年前、北京でも国務院新聞弁公司主任から表彰され、記念品をいただパーテイまで開いていただいたものだ。とても暖かいお人柄で、私とは心を許した仲である。
 12月27日、年末恒例の中川家の餅つきをした。戦前から続いた年末行事である。絶えることなく続いた年末行事である。親族が集まり、にぎやかな餅つき大会である。
 12月31日、大雪が降る。美術館へ行く道はすべて閉ざされてしまった。美術館の雪景色をスケッチしようと出かけたが、途中で引き返した。


2004年12月13日 

 今年は、中川美術館の天安門の柿の木に、例年に比べ沢山の柿が実った。少し小ぶりであるが、とても甘くて美味しい。中川美術館天安門に実った「縁起のよい柿」を、地元の友人や、東京の友人達にも配ったが、とても味がよく評判が良かった。

 この3ヶ月間、時間を見ては11作目の油絵を描いている。中川美術館・天安門前の自慢の日本庭園があるが、今回の作品は、その日本庭園を油絵で描いている。(自称)新進の画家(?)・中川健造の近作作品・三作品を、新春・1月4日から1月10日まで、ふくやま美術館で展示します。是非お立ち寄りください。
 美術評論家として勉強したことを実地に表現しているが、作品の進歩を感じている。倉敷芸術科学大学で「現代芸術論」の講師時代に、学生に講義していた理論を自ら実践して描いている。その作品の出来上がりに満足している。展示会までに日にちが無いが、今急ピッチで仕上げている。


2004年12月4日 

 12月2日、南アルプス市立美術館での展覧会が盛会裏に閉幕し、中川美術館からの展示作品が返却された。日本通運美術運搬車2台で作品が返却された。日通が運搬して、中川美術館での作業が2日間の予定であったが、順調にはかどり、晴天で温和な気候にも恵まれ、1日で作業を終えることができた。中川美術館スタッフもベテランになり美術品取扱は最高水準である。全てが順調に推移することが出来て喜んでいる。心静かに師走を過ごすことが出来る。


2004年11月28日 

 11月23日、勤労感謝の祝日、広島県・福山市、連合広島等の主催により、福山・ビッグローズで講演をした。

山下泰裕氏と共に

午前の講演が、私の「中国文化について」の講演であり、午後の講演が、柔道の山下泰裕東海大学教授で行われた。我ながら、いい雰囲気で講演が出来、聴衆も熱心に聞いてくださったので気持ちよく話が出来た。
 11月24日、私の大学時代からの親友・映画俳優(故)田宮二郎の息子、柴田光太郎が出演するミュージカルを観に広島へ行った。劇団目覚時計のミュージカル「幸せ猫」である。とてもよい演技であった。安心して鑑賞できた。今後益々の活躍を期待している。幼かった子供が成長し、移り行く年月に思いふけった広島からの帰りのバスの中であった。

柴田光太郎氏と共に

 11月27日、那覇市で講演会を行った。会場は超満員であった。1時間の講演予定が30分超過するほど快調であった。中国文化ファンが沖縄にもたくさんできて、大変嬉しく思った。沖縄の関係者に、とても温かいお心遣いをいただき、感謝している。すっかり私は沖縄ファンになった。また行ってみたいと思う。日帰りの沖縄講演であったが、とても満足であった。
実は、この日は私の誕生日であった。記念すべき思い出となった。
 11月28日、南アルプス市立美術館の展覧会が終了した。著名な方々にも、たくさんお越し頂き感謝している。無事終了。


2004年11月21日 

 11月6日、福山市で文化講演会をした。「中国文化について」1時間講演をした。780人出席をいただき熱心に講演を聞いていただき、話す私も熱がこもった。後日その講演会の写真と感想文をまとめて持ってきてくださった。とても嬉しく思った。
 今月の講演会は、11月23日は福山・ビッグ ローズで、11月27日は那覇市で行う。中国文化と日本について、講演するが、中国文化について、興味を抱く人が多いので喜んでいる。


2004年10月27日 

 10月24日、新潟での地震が起きお気の毒であったが、私は予定通り、

講演会

南アルプス市立春仙美術館で、「中国文化について」の講演を1時間半おこなった。中国文化美術について各地でお話する機会をいただき嬉しく思っている。中国文化の素晴らしさを多くの人に、ご理解いただきたいと話に熱がこもった。私の地元・福山からも羽田経由ではるばるとお越しいただいたり、東京から友人が多数来てくれ感激した。美術館の会場は聴衆で一杯になり、場外にテレビ画面を設置し多くの人にお聞きいただき大変感動した。春仙美術館の山田館長、塩田局長、望月学芸員、美術館事務局の花輪さん、飯野さんに感謝感謝。

中川美術館友の会

 講演会の後、石和温泉で中川美術館友の会のメンバーや東京の友人達と和気藹々の愉快な宴会をした。殊のほか賑やかで楽しい打ち上げ会となった。
 10月25日、石和温泉に一泊した後、中川美術館友の会のメンバーで、紅葉のはじまりの素敵な昇仙峡、河口湖美術館、オルゴール美術館と観光し、楽しく過ごした。富士の裾野を廻り、御殿場経由で、羽田空港から無事広島空港に着いた時にはホッとした。


2004年10月15日 

 10月11日、広島中央ライオンズクラブのCN40周年記念大会で「中国文化と日本」と題し、記念講演をした。約250名の方々が熱心に聞いてくださり、こちらも気持ちよく話すことが出来た。以前からの友人とも会うことが出来た。講演終了後、数人でお茶をいただいて歓談をした。楽しい時間だった。
 10月13日、安国寺の開山忌に今年も招かれた。法要の後、関係者が揃い、いつもながら精進料理をおいしくいただいて、すがすがしい気分になった。若住職も対応がしっかりされていて、一段と頼もしく成長された。
 10月14日、広島で「おとぎの国のファンタジア ワイルドスミス 絵本の世界」展の開幕式に招かれた。色彩が豊かで、色彩の魔術師と称され、私は作品に引き込まれた。久しぶりに感動をしながら絵画を観賞したものだ。会場は華やかな雰囲気に包まれていた。竹下元知事にもお目にかかり暫し歓談した。多くの人に観ていただきたい展覧会である。
 10月15日、大阪へ打合せに行った。来年1月14日から毎日放送と、中川美術館、積水ハウス梅田オペレーションの主催で「中国美術界の巨匠・伍必端展」を大阪駅前の40階の空中庭園で開催することになった。空中庭園での展覧会の開催が恒例行事のようになって、とても嬉しく思っている。開催が楽しみである。


2004年10月12日 

 10月1日に山梨県南アルプス市立春仙美術館で「ケ林絵画展」の開幕式があった。東京から、中国大使館の趙宝智参事官夫妻や日中文化交流協会の佐藤純子専務理事にお越しいただいた。私は、石川豊・南アルプス市長、信田一信・山梨日日新聞社常務、佐藤純子・日中文化交流協会専務理事、稲山徳仁・南アルプス市議会議長、そして山田耕三・南アルプス市立春仙美術館館長と一緒にテープカットをした。
 10月3日河口湖美術館を訪ねた。河口湖美術館館長や副館長と楽しいひと時を過ごした。その後、東京へ向かった。
 10月4日、友人と昼食を食べながら、先日のF1観戦の話題で盛り上がった。


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